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国内のノートパソコンメーカーの特徴

NEC

NECのノートパソコンは初心者向けに販売されている機種が中心で、主に国内の量販店で多く取り扱われています。

軽量タイプの製品開発に力を入れていて、顔認証技術に定評があるのも特長です。初心者向けのサポートやマニュアルが充実しているため、初心者以外にも高齢者や公的な施設にも人気があります。

NECのノートパソコンはLAVIEシリーズが代表的な商品です。中でも「LAVIE Note Standard S700/NA」は、広い視野角と見やすいディスプレイが特徴。高音質や画質の良さに対して価格がそれほど高くない点もおすすめです

 

富士通

富士通は、初心者向けの機種が多いことでNECと共通する点があります。高齢者向けのデザインやサポート体制が充実しているのも特長です。富士通・マイコン・Vの頭文字をとった「FMV」の他、202010月には世界最軽量を更新した「LIFEBOOK UHシリーズ」などのブランドを発表しています。

一方で、ゲーム対応機種の開発にはあまり力を入れていない点はデメリットと言えるでしょう。また、初心者用の機種には操作マニュアルソフトが入っていますが、法人用には入っていません。

 

Dynabook

Dynabookは東芝がシャープの傘下に入ったことで名称が変更されましたが、高い技術に変わりはありません。近年では、個人向けよりもビジネス向けの機種開発に力を入れています。

Dynabookは耐久性や画質が良く、品質重視なのが特長です。ただし、価格が高い点はデメリットに挙げられるでしょう。

GZ/HV WebモデルW6GZHV7BAL」は、Dynabookオリジナルのエンパワーテクノロジーを駆使して開発されました。小型でもパワフルな冷却ファンの働きで持続性を高めています。オンライン会議などで、周囲のノイズを除去するシステムも搭載されています。

 

Panasonic

Panasonicは、主にビジネス用のノートパソコンを販売しています。厚みのある機体で耐久性が高い上に軽量化されているため、見た目よりも扱いやすいと定評があります。

ビジネスに必要な長時間の使用や、高いセキュリティを実現した高品質の機器です。一方で、価格が高くビジネスには不要な映像や音響面は充実していません。「レッツノートFVSERIES」は、レッツノートのなかでも大画面で作業がしやすい製品でおすすめです。高額なので中古品を選ぶと購入しやすいでしょう。

 

VAIO

VAIOはソニーから開発や生産部門が移った会社で、販売はソニーが行っています。高級志向のソニーと同様に、厳しい品質管理や耐久性テストを行っています。製品のデザイン性や耐久性の高さで人気です。ノートパソコン本体の厚みはあるものの軽量化を実現し、画質も良いためビジネス向けとして定評があります。

一方、VAIOはゲームに対応する機能が充実していないことや高価な点がデメリットと言えます。「VAIO SX12」は、コンパクトな設計でも長時間の連続使用が可能でカラーも豊富です。

 

マウスコンピューター

マウスコンピューターでは、ノートパソコンとデスクトップ型の両方を多く手掛けています。国内に大規模な工場を有し、初心者向けからクリエイター向けまで幅広く開発しているのが特長です。

時流に乗って発展しているため、技術力だけでなく高い品質管理やサポート体制も構築してきました。高性能であるにもかかわらず価格が手頃なのも特徴で、カスタマイズ性にも優れています。

 

mouse B5シリーズ(AMD CPU搭載モデル)」は、軽量ながらテレワークだけでなくエンターテインメントも楽しめる製品です。