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外資系のノートパソコンメーカーの特徴

Lenovo

中国に本社があるLenovoは、ビジネス向けのノートパソコンに主力を注いでいます。

NECと富士通を傘下に、世界中で売上を伸ばしているメーカーです。日本の技術を軸にしているため、技術に対する信頼感にも定評があります。

Lenovoのノートパソコンは、コンパクトな製品で、常にセール価格のような安さが人気です。しかしデザインに対する評価は比較的低く、カラーの選択肢も多くありません。

ThinkPad T590」は、画質が鮮明で長時間の使用が可能、強固なセキュリティが好評の製品です。

 

Microsoft

MicrosoftWindowsofficeを開発しているメーカーで、外資系の中では価格が高いことでも知られています。

Officeが標準装備であることやブランディングの他、タッチパネル対応なども高価格の理由です。「Surface 2 in 1タイプ」は、ノートパソコンとタブレットを兼用する製品として学生や若い世代に人気があります。

通常はノートパソコンとして使い、プレゼンテーション時にはタブレットとして使用可能です。「Surface Pro」はビジネス向けで、ノートパソコンとタブレットの性能を持ち高いセキュリティ性や多様な機能を誇っています。

 

日本HP

アメリカを本社とする日本HP(ヒューレット・パッカード)は、個人向けのノートパソコンを中心に開発や販売を行っているメーカーです。外資系ですが、国内で販売する製品は東京にある工場で生産しています。

ノートパソコン以外のデスクトップや周辺機器などの開発に力を入れているのも特徴です。

優れたデザインにも定評があり、特に特筆すべきデメリットはありません。「HP Pavilion 15-eg」はロングセラーの製品で、使いやすくコスパが良いことで人気があります。

 

DELL

アメリカに本社があるDELLは、豊富なラインナップの製品を低価格で販売しているメーカーです。価格が安くても高品質で、カスタマイズ性も高いというコスパが良い点にも人気があります。

日本向けの製品は主に中国で生産しているため、受注してから納品されるまでの期間が長くなるのはデメリットでしょう。「XPSノート」は素材や設計にこだわった製品で、DELLの高い技術力やデザイン性、カラーなどがバランスよく詰め込まれています。

 

ASUS

ASUS(エイスース)は台湾のメーカーで、以前はパソコンの部品を生産していました。近年では一般向けのノートパソコンやゲーミングモデルのパソコンを開発し販売しています。技術力が高いメーカーで、価格は手頃なのがメリットです。

しかし、日本での販売実績が少ないためサポート体制が十分ではなく、カスタマイズができない点はデメリットでしょう。しかし「ASUS Vivobook 13 Slate OLED」は画質や音質が良く、高画素のデュアルカメラを搭載しています。40分程度で6割程度の充電ができる急速充電も特長です。

 

Apple

AppleOSはオリジナルの「Mac」なので、Windowsとは操作性などが大きく異なる点が最大の特徴です。他のメーカーはすべてWindowsなので、Appleならではのノートパソコンには多くのファンがいます。

 

デザイン性に優れているAppleの製品は、クリエイティブな作業におすすめです。ただし、ソフトなどは専用品が必要で高価な点はデメリットになるでしょう。また、ゲーミングパソコンは製造していません。「MacBook Airシリーズ」は画質や性能が良く、静音設計で稼働時間も長いのが特徴です。